Sublime Text3の設定をDropboxで同期する
Sublime Text(以下ST)2で愛用していたプラグインの「Hayaku」がついにST3ネイティブになってしまいました。
それを受け、やっと重い腰を上げてST3に移行してみましたが、タイトルの通りの部分でハマったのでメモ。
因みに、次に説明するのはMacのみです。
Windowsは今回言及していません。
予めご了承ください。
ST2の時代は「Packages」「Installed Packages」「Prinsine Packages」をDropboxに移動させて、シンボリックリンクを貼ればできていました。
ST3ではこの方法は推奨されていないみたいです。そもそもディレクトリ構成が若干違うのでこの方法は使えません。
調べてみるとPackage Controlのページに書いていました。
やりかたは次の通りです。
準備
まずはSublime Text3を終了し、ターミナルを開きます。
Dropboxに同期用のディレクトリを作成する
ターミナルで以下のコマンドを打ち、同期用のディレクトリを作成します。
※今回は「Sublime_Text3」というディレクトリを作成しました。
mkdir ~/Dropbox/Sublime_Text3
因みにFinderからでもこの作業は出来ますね...。
ユーザ設定用のディレクトリをDropboxに移動させる
先程作成したDropboxの同期用ディレクトリに、ST3のユーザ設定が格納されている「User」というディレクトリを移動させます。 黒い画面で以下のコマンドを打ちます
cd ~/Library/Application\ Support/Sublime\ Text\ 3/Packages mv User ~/Dropbox/Sublime_Text3
これでユーザ設定用のファイルがDropboxの同期用ディレクトリに移動しました。
Dropboxに移動したユーザ設定用ファイルにシンボリックリンクを貼る
この状態ではST3からユーザ設定が読み込めません。
そこで、先程移動したディレクトリにシンボリックリンク(Windowsで言う「ショートカット」みたいなもの)を貼ります。
黒い画面で以下のコマンドを打ちます。
ln -s ~/Dropbox/Sublime_Text3/User User
シンボリックリンクを貼ることが出来ました。 これでDropboxを用いて設定を同期できるようになります。
これで家でも同じ設定でST3が使用できるようになりますね!