MacにRaspberry Piの仮想環境を作成する
概要
- Virtualboxを利用してRaspbeery Pi(stretch)の環境を作成した際のメモ
環境
- ホストPC
- OS: MacOS High Sierra (ver10.13.1)
- Virtualbox: 5.2.18 r124319 (Qt5.6.3)
- ゲストPC
前提
- Raspbian(stretch)のisoを予めダウンロードしておく
- ダウンロード先: DEBIAN STRETCH WITH RASPBERRY PI DESKTOP
- ファイル名: 2018-06-27-rpd-x86-stretch.iso
作成手順
1. 仮想環境を作成する
- [新規アイコン]をクリック
- 各種設定内容を入力する
- 名前: 任意の名称を入力
- タイプ: Linux
- バージョン: Debian(64-bit)
- メモリーサイズ: 1024MB
- ハードディスク: 仮想ハードディスクを作成する
- ファイルの場所: デフォルト
- ファイルサイズ: 8.00GB
- ハードディスクのファイルタイプ: VDI(Virtualbox Disk Image)
- 物理ハードディスクにあるストレージ: 可変サイズ
2. 作成した仮想環境にOSを設定する
- 1.で作成した仮想環境を選択し、[設定]をクリック
- [システム] > [プロセッサー] > プロセッサー数を2に変更
- [ストレージ] > [コントローラー: IDE] > [空]を選択
- ディスクアイコンをクリックし、予めダウンロードしていたIOSファイルを選択
- 右下の[OK]を選択
3. OSのセットアップを行う
- 2.で設定した仮想環境を選択し、[起動]をクリック
- OSのインストール画面が表示される
- [Graphical Install]を選択し、[Enter]を押す
- キーボードの選択画面が表示される
- [Japanese]を選択し、[Enter]
- パーティションの設定画面が表示される
- パーティションを分ける必要はないため、[Guided - use entrie disk]を選択し、[Enter]
- [SCSI3(0,0,0) (sda) - 2.1 GB HARDDISK]を選択し、[Enter]
- [All files in one partition(recommended for new users]を選択し、[Enter]
- [Finish partitioning and write changes to disk]を選択し、[Enter]
- [Yes]を選択し、[Enter]
- ブートローダーの設定画面が表示される
- [Yes]を選択し、[Enter]
- [dev/sda]を選択し、[Enter]
- インストール完了画面が表示される
- 画面右下[Continue]を[Enter]
- Raspbianのデスクトップ画面が表示されればインストール完了
これでMac上にRaspberry Piの環境が作成できました。 最低限の設定しかしていないので、あとは案件やら要件に合わせてセットアップをどうぞ。
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